宝塚記念結果

　上半期のGIレースも最後。個人的には良いレースになりました(>_<)　んでは感想を。
　１着、ナカヤマフェスタ。
スタート前のゲート前で尻っぱねをして騎手を落馬させるとかやんちゃ過ぎます（苦笑）騎手も馬も何もなくて良かったですが…馬場も稍重まで回復してからのレース。１７枠からで中段の大外を終始回ってましたね。他の馬を気にしないで自分のペースでレースを差せていた柴田善騎手の判断でしょう。そして第４コーナー手前からずっと押っつけて大外を回ってのレース。内ではブエナビスタがアーネストリーを捕まえるのに苦戦していたんですが、それを横目に一気に差しきってのゴールイン。性格が本当に大変で厩舎スタッフも手こずるとか。そんな中、早めに栗東に入って輸送とかのストレスも減らして、ここまで仕上げた調教師、厩舎スタッフの努力と作戦勝ちだったのかも知れませんね。柴田善騎手もそれを分かっての勝利でしたし、この馬自身も能力は高いと言ってましたし。これからはGIホースとして、秋競馬を頑張ってもらいたいです。
　２着、ブエナビスタ。
体重が＋１２キロと言うことにビビリましたけど、戻ったという解釈で良かったのかな？レースは１番人気と言うこともあって前の方の４番手当たりでレースをしてましたね。そのままずっと内々で４コーナーを回るまで我慢してた感じです。そして第４コーナーを回ったら前がポッカリ開いたので、そこへ一気に突っ込んできました。そのまま突き抜けると思ったのですが、馬場も稍重でしたし、ペースも速かったので前に行っていた馬たちにはちょっと辛いペースになった感じで、前を行くアーネストリーを捕まえられそうでなかなか交わせなかったですね。そこへ、大外から１頭だけ離れて一気に勝ち馬が差してきたのでどうしようもないですね。それでもアーネストリーを差しきってのゴールインですから、やはり力は１枚上と言うことですね。初の５６キロ、稍重、それでもこのレースが出来るのですからさすがです。
　３着、アーネストリー。
上がり馬で初のGI挑戦。それでもこのメンバーで３番人気と人気になっていたということはこの馬の強さをファンも認めていたと言うことでしょう。レース展開も前で行くと思われましたが、その通りの展開。２番手からのレースであとはそのまま最後の直線へ。そしたらすぐにブエナビスタが強襲してきましたね。けど、この馬はここから本当によく頑張りました。最強牝馬をなかなか抜かせないその勝負根性は大したもの。ゴール前ではブエナビスタに差されてしまいましたが、先行勢にはちょっときつい流れになったにもかかわらず、よく３着に粘りました。この馬、もっともっと強くなりそうですね。